ギフテッド感満載の娘ネネ、息子トキとの予測不能な日常


by キムラ
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年末に読んだ本です。

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「子どもの脳を傷つける親たち」
何ともショッキングなタイトルですが…。


この本では、「マルトリートメント」という考え方が説明されています。
日本語では「不適切な養育」と訳され、虐待とほぼ同義だけれども、子供に対する大人の不適切なかかわり全般を意味する、より広範な概念という事です。

このマルトリートメントは、案外どの家庭でも普通に起こり得る事象の様に思います。

例えば「虐待」ほど酷くないからと見過ごされがちな、しつけと称した体罰。つまりはお尻ペンペンやゲンコツごちん。我が家もかつてありました(;´Д`A

我が子が泣いても無視し続ける。スキンシップをとらない。話を聞こうとしないなどコミュニケーション不足によるネグレクト。現在のスマホ育児も当てはまる様ですね。

心無い言葉によって心理的・精神的に傷つける行為。

などなど…。

これら、全てマルトリートメントに含まれるので、その程度や頻度に差はあれど、結構普通の家庭でも起こり得る話で、全くゼロ!というご家庭の方が少数派かもしれないと思いました。
こういったマルトリートメントが頻繁かつ継続して行われると、子供の脳を物理的に傷付け、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こす事が明らかになった、という内容です。

精神的なマルトリートメントを受けても、外傷は残らず死に至ることはないと思われがちだけど、「こころ」すなわち「脳」には大きな傷が残り、実際脳の一部が変形する事が分かっているそうです。


「こころ」が傷付くという事は、「脳」が傷付くという事。

これ、特に傷付き易い繊細な心を持つギフテッドの子供達、どうなのでしょうか(>_<)


「お前なんか生まれてこなければ良かった。」
こんな言葉掛けがマルトリートメントに当たり、子供のこころ、ひいては脳を傷付けるのはよく分かりますが、そんなダイレクトな言葉を言っていないのにも関わらず、あれこれマイナス思考で「私なんか生まれて来なければ良かったんでしょ。」「オラなんか要らない存在なんだ。」と言って深く深く傷付く我が子達です。

マルトリートメントしないように親は必死で努力していますが、普通の声掛けですら、マルトリートメントを受けたばりに傷付くのです。そうするとやはり脳はダメージ受けてますよね…。考えるだけで怖くなります。


また、学校でネネは一年生の担任から、マルトリートメントと思われる言葉掛けをされていました。「どうしてこんな事もできないの!」「一体何をしたかったの!そんな事してるからお皿を落とすのよ!」ときつい言葉を浴びせ掛けられ、かなり精神を消耗していました。
同じ言葉でもネネは普通の子の何倍も深く心に傷を負ってしまっていたように思います。それが原因でネネは精神的に荒れ狂い、その後児童精神科で「適応障害」と診断されました。

ギフテッドの子供にとってこのマルトリートメントは破壊的な威力を持つな、と心底怖くなりました。

実際、教育現場でギフテッドへの無理解から生じる教師の心無い言葉掛けや態度に、心を傷付けられ精神的な歪みが出てしまい、学校へ通えなくなるギフテッドの子供達の話もよく聞くところです。
教育現場でもこのマルトリートメントは避けるべきものだとの認識がもっと広がって欲しいと思いました。

もちろん家庭においても、親が自分の子供がギフテッドである事に気付けていなかったり、ギフテッドの特異性を理解出来ていないと、あまりに普通には育児が進まないギフテッドの子供に対して親の苛立ちが募り、マルトリートメントが起きてしまう事は容易に考えられます。

私もギフテッドを知る以前、危ないから絶対入るなと何度も注意してるにも関わらず、ネネが納戸で隠れんぼしているのを見つけた時、痛い目に遭わないと分からないのか!とお尻ペンペンしていました。

「同じ事を何回注意されても繰り返しやるのは馬鹿のやる事だ。ネネは馬鹿って事だね!?」とまさにマルトリートメントとなる言葉で罵ったり…。

この頃、ネネの脳はかなりのダメージを負ったに違いありません。
普通の子供でもこのマルトリートメントはその脳に多大なダメージを与えるわけですから、ギフテッドの子供に対してはより慎重にならなければいけないと痛感しています。

マルトリートメントの弊害にしろ、ギフテッドの特性にしろ、認知がされていないとそこに無知から来る誤った対応しかなされないと思うので、どちらも世間一般に広く知られる所になれば良いなあと思います。

また、この本によると脳は回復する力もあるとの事なので、それを信じてネネ、トキに対してより適切な養育を施していこうとまた決意を新たにしました。
ネネも適応障害からは、かなりの回復を見せているので、新たなマルトリートメントを防ぐ事を念頭に頑張っていきます。

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# by nenetoki75 | 2019-01-16 11:34 | ギフテッド | Comments(2)
うちの子達は、とてもマイペースなので、物事を急かしてやらせるという事は非常に難しいです。下手に焦らせると激怒したり、癇癪起こしたり、パニックになったりとろくな事がありません。
彼らは彼らのペースやタイミングを貫こうとしてくるので、普段は出来る限りこちらも時間に余裕を見ながら声掛けしています。


しかし、やはりそうもいかない時があります。
前の予定がずれ込み、トキを幼稚園にお迎えに行くのが少し遅くなり、しかしその後に習い事がある場合など、「習い事に遅刻しそうだから、頼む!急いでくれー!」となってしまう事があります。

その日もトキの幼稚園のお迎えが予定より遅くなってしまい、その後の用事もあって私は焦っていました。
教室にいるトキに声を掛けて、その後の予定の時間が迫っている事を伝え、「急いでー!!」と言いました。

「うん、分かった。」と良い返事をしたトキ。
分かってくれたかとホッとし、先生にお別れの挨拶を終えたトキが教室から出てくるのを待っていると…。

トキ、ほふく前進…( ̄ー ̄ )

な、何でやねん。

「ちょっと!急いでー!」と声を掛ければ「オラ、めっちゃ急いでる!!」とほふく前進でせっせせっせと前進して来ます。

確かに彼は急いでいる。
ほふく前進で急いでいる。

しかし、ほふく前進では、いくら急いでも歩くよりはずっと遅い。
そこの公式!!抜けてまっせ!!



「オラ、こんなに急いでるーーー!!」

と言いながらひたすらこちらにほふく前進で向かって来る息子に、これ以上何と声を掛けたら良いのか、言葉を失い、ただ呆然と立ち尽くす母でした。

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# by nenetoki75 | 2019-01-14 22:13 | ギフテッドの日常2019 | Comments(0)

Oh my 繊細boy

冬休み中の話です。
冬休みに入り、若干生活リズムが乱れた我が家、布団に入る時間が遅れていました。

夜はどうやら、やりたい事が沢山ある我が子達。折り紙折ったり、塗り絵塗ったり、お絵描きしたり、サンタさんからのプレゼントで遊んだり、とにかく忙しそうで(笑)

その日、トキはポケモン図鑑を眺めて、そこに載っているキャラクターの絵を描いていてなかなか切り上げられませんでした。さすがに10時目前になり、私は何度も「明日もお休みで、時間は沢山あるから一旦終わりにして続きはまた明日にしよう。もうトイレ行って寝よう。」と声を掛けてましたが、「あとちょっと。」「この色を塗ったら。」と粘ります。

結局10時になってもやめないので、少し強めの口調で顔も恐らく眉間にシワが寄った状態で「もう10時だよ!お終いにしてトイレに行って!」と言うと、トキは一気にシリアスな表情になり、トイレに向かい涙を流し始めました。

「まだやりたい気持ちは分かるよ。でも、もう10時なんだよ。寝る時間過ぎてるからね。明日も沢山時間あるから、また続き出来るからね。」
と声を掛けると「オラ、それが悲しくて泣いてるんじゃない。」と言われました。

作業を途中で打ち切られた事が悲しいのでないとすれば、やはり怒られた事が悲しいのだろうかと思いつつも「じゃあ、何が悲しくて泣いているの?」と聞いてみました。


「オラは役立たず。オラは誰も笑顔にする事なんて出来ないんだ。」


!!


そう言って、再び大粒の涙を零し始めたトキです。

そこからまた彼が言う事には、一日の終わりのその時に、ママを笑顔で終わらせる事が出来なかったという自分の無力さ不甲斐なさを感じ泣いているとの事でした…。


まーじーかー。


相変わらずの繊細っぷりを見せつけてくれました(^◇^;)
「自分は誰も笑顔にする事が出来ない。」と言って泣く5歳児です…。
複雑かつ繊細…。


普段の彼はお調子者で、いつも周りを明るくしてみんなをゲラゲラ笑わせてくれるのですが、彼にとって、周りを笑顔にするという事はこれほど重要な事だったのね、と認識を改めました。

そっか、彼は努めて周りを笑顔にしようとしていたのか…。

笑顔を何より大切に思うトキにとって、私の怒り顔は心を引き裂くほどショックな物だった訳です…。
母、反省…。

その後、トキに「トキはいつだって皆を笑顔にしてくれてるよ。」と何度慰めても「オラは寝る前の母ちゃんを笑顔に出来なかった…。」と泣いてばかりで心が痛みました。・゜・(ノД`)・゜・。

母親が笑顔でいる事って、子供にとって非常に重要なんですね。
ネネも私がお留守を頼むと必ず「行ってらっしゃい。絶対にニコニコ笑顔で帰って来てね。」と言います。

「笑顔でいる事」
今後、より意識して過ごします。

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# by nenetoki75 | 2019-01-12 18:17 | ギフテッドの日常2019 | Comments(0)

あり得ない始業式

本日より、ネネの3学期がスタート、始業式でした。


が、しかし!!

この上ない大失態を仕出かしてしまいました!!


まだインフルエンザの影響で私は子供達と別室で寝てたのですが、朝、ネネの泣き叫ぶ声で目覚めました。

「もう7時40分だよー!!もう遅刻だー!!もう学校行きたくないーー!!」

ええええ!?



まさかの寝坊!!
ちゃんと目覚ましは6時台にセットしてたのに、全く気付かず眠りこけていました。
アラームは1回きりじゃなく10分おきに何度も鳴ったはずなのに…。
恐らく体調不良も原因かと思います。

一方、子供達と一緒に寝ていた夫も昨晩の帰宅が午前2時以降と非常に遅かったため眠りについたのが朝方3時。で、起きれなかったと…。

ネネは少し前から目が覚めてたみたいなんですが、父も母も寝ているし、お布団気持ちいいとゴロゴロしてて、ふと時計を確かめたら普段家を出る時間の7時40分!
そこから猛烈なパニックです。・゜・(ノД`)・゜・。


完全にやらかしました。
うちの小学校は、子供が遅刻する場合、親が教室まで送り届けなければならないルールです。
私はまだ体調が悪く、娘をなだめて用意させ学校まで付き添って行く事が叶わず、「もう絶対無理ー!学校行かないー!」と泣き叫ぶ娘に「わ、分かった…。今日はもう行かなくていいよ。休もう、仕方ない。」と言うしか他ありませんでした…。


チーーーーーン。



新年早々やらかしました。
朝寝坊で始業式欠席とかあり得ないデス…。

学校行かなくて良いと言ったら、すっかり落ち着きを取り戻し、むしろ上機嫌になったネネです。
トキも私が幼稚園まで送迎出来ないので休ませ、図らずも冬休み延長の我が家でした(ノД`)



夜になって「明日こそ学校行きたいから、もう寝るね。」とトキも待たずにネネはそそくさと布団に入りました。

私は今日の日中まだ体調が悪く昼寝をしてしまい随分と体内時計が狂っているので、明日も寝坊しないよう気を引き締めます。
うー、ドキドキです。自分に自信がありません(^◇^;)

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# by nenetoki75 | 2019-01-08 22:29 | ギフテッドの日常2019 | Comments(0)

「優しい人に憧れる」

インフルエンザ4日目。
熱はすっかり下がったものの、頭痛があり体力低下著しく、夕方まで隔離部屋で休んでいました。
今日から夫は出勤なので、とりあえず子供達の朝食、昼食、洗濯だけして、子供達は借りて来たDVD三昧で。申し訳ないけど。


夕方からリビングに下りて、夕食には夫が昨日仕込んでくれたハッシュドビーフを子供達と食べ、ネネは明日から新学期なので、その準備をさせて。
宿題も何とかインフルエンザ発症までに終えられてて良かった〜とホッとしました。

子供達、明らかに私と接する時間が足りてなかったので、そこから寝るまでの間、子供達のリクエストに応えた遊びをして過ごしました。
ネネは私と一緒に折り紙をやりたがり、トキはポケモン図鑑のキャラクターをトレーシングペーパーで透かし絵です。

ここでトキの完璧主義が炸裂して大変な事になりました(T-T)
いくら透かし絵でも、ポケモン図鑑に載ってる絵は小さいので、キャラクターの目玉とか細かい所、潰さずに描くのは大人でも難しいレベルです。鉛筆も常に尖らせておかないと無理ですし。

何度も何度も目玉を描くのを失敗し、また一から描き直し、と忍耐強くやっていたトキですが限界が訪れました。
「オラはどうやっても上手く出来ないんだー。」と大泣きを始めました。
可哀想だったので目玉の所を手伝ってあげ、何とか描き上げ喜んだトキ。
しかし、今度は色塗りに失敗してまた大泣きが始まりました。
「せっかく母ちゃんに手伝ってもらって、やっと描けたのに、色はみ出して失敗しちゃったあああーー。オラは何も上手く出来ないー。悲しいー、悲しいよおー。」

更には9時になってしまったため、その状態で切り上げなければならず、ずっとエンエン泣いてしまいました。こちらも一生懸命慰めるんですが、自信喪失感が半端なく…。

トキを寝室にネネと共に送り届け、また明日一緒にやる約束をして何とか泣き止ませたかと思ったら「オラ、一階にタオルケット忘れてきちゃったー。」とまた泣き始めたトキ。
お気に入りのタオルケットで、寝る時はもちろん使うし、起きたら一階に持って下りる程のものです。

「大丈夫、ママが今すぐ取って来てあげる。」と言って部屋を出る時、ネネが呟いたのが聞こえてきました。

「ママって優しい。私、ママに憧れちゃう。私も大きくなったら、ママみたいな優しい大人になりたいな。」


え…!!!!


思い掛けない発言でした。
憧れる…??私に…??

ものすごく、くすぐったい気持ちになりました。

そっか、そっか。子は親の鏡と言うもんな。親の何気ない一挙一動、子供にこうやって影響を与えるものなんだな、と思い、今日はどうやら良い影響を与える事が出来た様で、ちょっと胸の辺りが温かくなりました。

以前、何か躾に関するコラムで、子供の失敗に対して親が「自業自得だ」というスタンスでいると、子供も他者に対してそうなる。子供が自業自得であれ、困っている時には優しく手助けすれば、それは甘やかしではなく、子供が人に優しくする行為を学ぶ場となる、といった内容を読み、心に残っていました。
その事が思い出され、今日はそれを実現出来たのかな、と思いました。

トキも私がタオルケットを持って行き掛けてやると、嬉しそうにしてすっかり泣き止み、タオルケットに顔を埋めながら「お休み」を言って静かに眠りにつきました。

やっぱり私の中の「優しさ最強説」が再燃してきました。
そりゃ、この世の中渡って行くのに、優しさだけじゃどうにもならないって事もあるだろうけど、「優しい人に憧れる」というこの気持ち、すごく分かるのです。
世の中がどんどん冷えてきている気がして尚更。人の冷たさ、厳しさに触れ、心が冷え込めば、誰かの優しさは涙が出る程に身に染み入り、私もその様な優しさを持った人間になれたらな、と思うのです。

その気持ちが娘に芽生えている事がとても嬉しく思いました。
そして今回、その憧れの対象が自分であったという何とも言い表しがたいこの気持ち。
これからも娘に恥じぬ優しさを持ち続けたいと強く思います。

私のインフルエンザで、寂しさも相当我慢している二人に見えましたので、明日からまた、ゆっくり母子の時間を取れたらと思います。

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# by nenetoki75 | 2019-01-07 22:54 | ギフテッドの日常2019 | Comments(2)